新着情報・お知らせ

2025年度チャイルドライン「夏の全国キャンペーン~聴かせて欲しいあなたの声~」

チャイルドラインでは、子どもたちの心が不安定になる夏休み明け前後の8月22日から9月4日までの間、全国の実施団体が協力して「夏の全国キャンペーン」を実施しています。
チャイルドラインほっかいどうも、子どもの声や気持ちを集中して受けとめるためチャットの特別開設日を設けるとともに、夏休み中も子どもが利用する放課後児童クラブや児童会館等に開設時間などを記載した「キャンペーン用ポスター」配布しました。配布したのは札幌市、旭川市、函館市、帯広市、釧路市、苫小牧市の6都市約540館です。全国キャンペーンは毎年実施しているので、今後も配布対象を拡大していくよう努めます。

道内の「小学1~3年生」と「中学1年生」にチャイルドラインカードを配布しました~ポスターは、小学校・中学校・高校、特別支援学校などに掲示をお願いしました~

道内の子どもたちにチャイルドラインの電話番号や開設時間などを記載したカードを配布していますが、今年(2024年度)は「小学1年生から3年生」と「中学1年生」を対象に、各学校をとおして配ってもらいました。
特別支援学校に通う子どもたちには全学年を対象としました。またポスターも4年ぶりに道内すべての小学校、中学校、義務教育学校、中等教育学校、高等学校、特別支援学校、札幌市児童会館(小学校併設のミニ児童会館は除く)に配布し掲示をお願いしました。
なお、カードやポスターの印刷費や発送費などは「こくみん共済 coop 地域貢献助成」からの助成金を受けました。

札幌大通ライオンズクラブの例会で活動報告

10月16日、札幌大通ライオンズクラブの例会に、チャイルドラインほっかいどうの田辺毅彦代表理事が招かれ、ゲストスピーチをさせていただきました。
当日は、参加された会員の皆さんにチャイルドライン活動や、電話とチャットから見えてきた子どもたちの現状などをお話ししましたが、チャイルドラインをはじめて知った方がほとんどで、スピーチの後「この活動に感銘を受けた」というお言葉を受けることができました。
また、会員のみなさんからの寄付の申し出もあり、今後も継続して交流を深めることも確認していただきました。

イオン「幸せの黄色いレシートキャンペーン」で呼びかけ活動

イオンが実施している「幸せの黄色いレシートキャンペーン」で、今年は73,700円の支援をいただきました。
地域のボランティアを応援すると取り組みとして、毎月11日の「イオン・デー」にレジで発行した黄色いレシートを応援したい団体のボックスに投函することで、レシート合計額の1%分の商品を各団体に寄贈されます。
チャイドラインほっかいどうのボックスはイオン札幌苗穂店に置かれ、10月11日のイオン・デーに来店したみなさんに、黄色いレシートの投函を呼びかけました。

イオンデー①イオンデー②

イオン・デーで黄色いレシートの投函を呼びかけました。写真右はイオン札幌苗穂店に置かれている投函ボックス。

札幌トラストライオンズクラブ「収穫販売会」でチャイルドライン活動の宣伝と募金活動

10月5日、学校法人札幌光星学園で札幌トラストライオンズクラブの「収穫販売会」が開かれ、チャイルドラインほっかいどうも広報活動のかたわら募金活動を行いました。
当日は、札幌トラストライオンズクラブが当別町アネモスの丘で栽培したジャガイモやサツマイモ、玉ねぎなどを、札幌光星学園の生徒さんたちが主体となって、保護者会をはじめ来場した多くのみなさんを対象に販売活動を行いました。
また、チャイルドライン活動の紹介も兼ね川口谷正代表理事にスピーチの機会も与えていただきました。
この日の収穫販売会は好天にも恵まれ、当会のリーフレットを配りながらお声がけを行い、会場内に設置した募金箱にたくさんの方々からご寄付を頂きました。
札幌トラストライオンズ制作したチャイルドラインほっかいどうの活動を紹介するDVDにも札幌光星学園のご協力をいただいています。

10・5トラスト収穫祭

募金箱も設置して、チャイドライン活動の紹介をしました

「ほっかいどう」もチャットの特別開設で参加
~チャイルドライン「2024夏の全国キャンペーン」(8月22日~9月4日)~

子どもたちの心が不安定になる夏休み明け前後の時期に、全国のチャイルドライン実施団体が集中して子どもの声を受けとめるキャンペーンを実施しました。
チャイルドラインほっかいどうも8月の日曜日にチャットの特別開設を実施し、夏休み期間中も子どもが集まる札幌市の児童会館(小学校併設のミニ児童会館を含む約200館に、「聴かせてほしい あなたの声」のポスター(A3版)を館内に掲示してもらいました。
この時期は、厚労省の「自殺対策白書」でも子どもの自殺が増加傾向にあると指摘されており、チャイルドラインのデータでも「希死念慮」の割合が8~9月に多く表れています。キャンペーンでは、自殺予防に貢献するとともに、子どもの権利条約の「話す権利」「聴かれる権利」の普及に努めました。
なお、ポスター購入費や郵送費などの経費として、公益財団法人北海道地域活動振興協会のボランティア活動支援事業助成金が交付されました。

2024夏ポスター

札幌南ロータリークラブから寄付金を頂戴しました

5月11日に札幌南ロータリークラブの例会が開かれ、今年も寄付金をいただきました。
当日は、水口良子常務理事が招かれ、チャイルドラインにかかってきた子どもの声の傾向を含め紹介すると、参加されたみなさまからチャイルドライン活動に対する励ましの言葉もかけてもらいました。

札幌レ・リアンライオンズクラブから活動支援の寄付金

札幌レ・リアンライオンズクラブの設立2周年記念式典が4月17日に開かれ、昨年に引き続きチャイルドライン活動を支援するための寄付金を受けました。
当日は、川口谷正代表理事が招かれ、この間の活動の報告と支援に対するお礼を述べさせていただきました。

北海道信用金庫ひまわり財団から助成を受けました

地域の社会福祉の向上に取り組んでいる北海道信用金庫ひまわり財団から、チャイルドライン活動に対する支援として助成金をいただきました。
助成金が手渡された当日は、改めて当会の活動内容を報告する中で、今後も子どもたちに寄り添いながら幸せに成長できる環境づくりを進めていくことの大切さを述べさせてもらいました。

北海道信金ひまわり財団

北海道信用金庫ひまわり財団の坂井事務局長(写真左)と川口谷代表理事

「道新ボランティア奨励賞」を受賞しました

道内の地域福祉の向上に寄与しているボランティア団体に贈呈される「第47回道新ボランティア奨励賞」に当会が選定されました。北海道新聞社会福祉振興基金がボランティア活動の振興を目的に毎年実施しているもので、過去5年以上に渡って社会福祉分野、市民活動分野で積極的に活動してきた団体に贈られる一般奨励賞に、道内8団体の一つとして贈呈を受けました。受賞に当たっては、道内初のチャイルドライン立ち上げからお世話になっている札幌市社会福祉協議会・札幌市ボランティア活動協会の推薦をいただきました。

道新ボランティア奨励賞

奨励賞受賞の楯

北海道日本ハムファイターズからチャイルドラインカードが贈られました

2014年から毎年、北海道日本ハムファイターズからチャイルドラインの電話番号など記載したカードの寄贈を受けていますが、今年も小学生用カード27万枚、中学生用カード13万4千枚が贈られました。
11月23日にエスコンフィールドで行われた、F FES(エフフェス)に多くのファンが参加する中、球団GMで2024年からは2軍監督を務める稲葉篤紀さんから川口谷正代表理事にカードを模したパネルの贈呈がありました。
子どもたちへのカード配布は、12月4日に札幌市立の小中学校に、12月18日には残りの小中学校を対象に道内178の市町村教育委員会に発送しました。

11.23カード贈呈式(ファイターズ)

稲葉さん(写真左)と川口谷代表理事

札幌トラストライオンズクラブが「チャイルドラインほっかいどう支援音楽祭」を開催

11月17日、札幌市内のホールで「チャイルドラインほっかいどう支援音楽祭」が開催されました。主催は札幌トラストライオンズクラブで、当日は、「喃語(なんご)」「アキオカマサコ」「chikyunokiki(地球の危機)」「S-ICD カニバンド」といった道内で活動しているミュージシャンの演奏があり、当会の川口谷正代表理事によるあいさつもさせてもらいました。
札幌トラストライオンズクラブは、これまでもチャイルドライン活動を紹介したDVDの制作など積極的な応援をいただいており、12月に行われた同会の例会の場では、音楽祭の収益金30万円の贈呈目録も手渡されました。

設立20周年記念講演会に約100人参加

10月29日、かでる2.7で設立20周年を記念した講演会を開催しました。当日は、会員のほか一般参加者も含め約100人が参加し、講演やパネルディスカッションを通し、開催テーマである「子どもに寄り添い続ける」ことの意義を学びました。
講演は、子どもの権利の普及に尽力されている弁護士の内田信也さんから「聴いてもらえる権利」、香山リカさんから「ネット社会の子どもたちー精神科医から見た問題と対策」の二つで、その後、当会の渡邊洋平理事を加え、それぞれの活動分野での意見交換も含めた「子どもたちの生き辛さに寄り添う」と題したパネルディスカッションを行いました。講演とパネルディスカッションの内容は、記念誌として発行する予定です。
なお、20周年記念事業に関しては、「コープさっぽろ社会福祉基金」からの助成を受けました。

記念講演会①

設立20周年記念講演会開催のご案内

道内にチャイルドラインが設置されて今年で20年を迎えます。これを記念し、この間ご支援をいただいた多くのみな様への感謝と、さらにチャイルドライン活動を広めることを目的とした講演会を下記のとおり開催します。みな様の参加をお待ちしております。

【日時】 2023年10月29日(日)午後1時~4時まで
【会場】 北海道立道民活動センター かでる2.7 研修室820号
    (札幌市中央区北2条西7丁目)
【参加費】 1,000円(当日、会場でお支払い願います)
【内容】
  ≪第1部≫ 記念講演「子どもたちに寄り添い続ける」
    ①「聴いてもらえる権利」
      講師 内田信也さん(弁護士)
    ②「ネット社会の子どもたち」~精神科医から見た問題と対策~
      講師 香山リカさん(むかわ町国民健康保険穂別診療所・精神科医)
  ≪第2部≫ 記念シンポジウム「子どもたちの生き辛さに寄り添う」
    シンポジスト 香山リカさん  内田信也さん
           渡邊洋平(NPO法人チャイルドラインほっかいどう理事)
    司会 田辺毅彦(NPO法人チャイルドラインほっかいどう代表理事)

※会場の定員は140人となっていますので、参加を希望される方は、あらかじめお名前と電話番号もしくはe-mailアドレスを記載のうえ、当会のFAX011-272-3755あるいはe-mail chairud@plala.or.jp までご連絡願います。提供いただいた個人情報は当会の活動以外の使用は一切行いません。

「チャイルドライン夏の全国キャンペーン」 ~聴かせてほしい あなたの声~ を実施します

 2023年3月、厚生労働省から小中高校生の自殺者数が過去最多となったとの発表がありました。チャイルドラインが、緊急に子どもにアンケートを実施し、大人にできることをきいたところ「子どもの話を聴く」という回答が最多でした。そして「否定せずに聴いてほしい」と。このことからもわたしたち大人が子どもの望む聴き方をできていないのでは、と考えさせられます。自殺をなくすためには、まずは身近なおとなたちが日頃から子どもの話を聴くことが何より大事、それが大きな予防策、とあらためて子どもから教えてもらいました。
 子どものしんどさがピークになるといわれている夏休み終了前後の時期に、子どもの「話す権利」「聴かれる権利」(子ども権利条約12条意見表明権)を保障するために、チャイルドラインでは全国キャンペーンを実施します。受信体制を強化することで子どもの自殺防止に貢献する取り組みとしていきます。

キャンペーン実施期間など、主な取組みについてはこちらをクリックしてください。(PDF)

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